独創研究奨励賞 板倉記念
独創研究奨励賞 板倉記念は,板倉文忠博士からの寄付を基に平成18年に創設された賞で,音響学に関する独創的な研究を行った若手の正会員又は学生会員に贈呈されます。
受賞者一覧
第1回 (平成18年) |
Single-Input Multiple-Outputモデルに基づく独立成分分析を用いた高品質ブラインド音源分離 | 高谷 智哉 |
統計的音声生成モデルを用いた音声からの調音運動の逆推定法の研究 | 廣谷 定男 | |
Bayes的枠組みによる音声認識の研究 | 渡部 晋治 | |
第2回 (平成19年) |
調波時間構造化クラスタリングによる多重音解析と計算論的聴覚情景分析 | 亀岡 弘和 |
声門流の構造的表現と声門波 | 田部 洋祐 | |
第3回 (平成20年) |
独立成分分析に基づくブラインド音源分離の研究 | 荒木 章子 |
HMM に基づく音声合成のための音響モデリング | 全 炳河 | |
第4回 (平成21年) |
「聴き取りにくさ」を用いた音声伝送性能の評価とそのユニバーサルデザインへの応用 | 佐藤 逸人 |
音声パラメータ系列の最尤推定に基づく音質変換 | 戸田 智基 | |
第5回 (平成22年) |
非等間隔のマイクペアの組合せによる段階的位相差補正を特徴とする近接音源の方向推定方式 | 戸上 真人 |
音声合成の話者適応技術 | 山岸 順一 | |
第6回 (平成23年) |
アレー信号処理と非線形雑音抑圧処理を組み合わせたブラインド音声抽出技術およびその品質定量化理論に関する研究 | 髙橋 祐 |
音場逆フィルタと時変音源モデルの同時推定による残響環境でのマイクロホンアレイ処理 | 吉岡 拓也 | |
第7回 (平成24年) |
多様な声質制御を実現する高品質音声分析合成システムの研究開発 | 森勢 将雅 |
マイクロホンアレイとポストフィルタを併用した音声強調処理手法の研究 | 李 軍鋒 | |
第8回 (平成25年) |
HMM音声合成ツールキットの開発・公開による学術分野・産業分野への貢献 | 大浦 圭一郎 |
高次元特徴を利用した識別モデルに基づく音声認識に関する研究 | 久保 陽太郎 | |
第9回 (平成26年) |
言語性・話者性のモデル化と再統合に着眼した音声合成・声質変換の研究 | 齋藤 大輔 |
第10回 (平成27年) |
拡散性雑音に頑健なマイクロホンアレイ信号処理の研究 | 伊藤 信貴 |
波動場の解析的表現に基づく音場収音・再現の研究 | 小山 翔一 | |
第11回 (平成28年) |
ミュージカルノイズフリー理論に基づくブラインド音声抽出に関する研究 | 宮崎 亮一 |
第12回 (平成29年) |
変調スペクトルに基づく高品質な統計的音声合成 | 高道 慎之介 |
耳音響放射現象に基づく,内耳における音響情報処理機構の解明 | 大塚 翔 | |
第13回 (平成30年) |
低ランク時間周波数モデリングに基づくブラインド及び教師あり音源分離 | 北村 大地 |
光学的音響計測のための信号処理 | 矢田部 浩平 | |
第14回 (平成31年) |
深層学習に基づく音源強調のための目的関数とその学習法の研究 | 小泉 悠馬 |
両耳間時間差と両耳間音圧差の変化による音像の分離統合に関する研究 | 森川 大輔 | |
第15回 (令和2年) |
深層ガウス過程に基づく統計的音声合成 | 郡山 知樹 |
拡張ボルツマンマシンに基づく音声合成に関する研究 | 中鹿 亘 | |
第16回 (令和3年) |
マイクロホンアレイ信号処理と音声認識の統合的最適化 | 落合 翼 |
RNNを用いた音響イベント検出の先駆的研究 | 林 知樹 | |
第17回 (令和4年) |
独立成分分析による雑音残響下ブラインド音源抽出のための高速最適化アルゴリズム | 池下 林太郎 |
ウェーブレット変換と深層学習を融合した音楽音響信号に対する音源分離の研究 | 中村 友彦 | |
第18回 (令和5年) |
先端光学技術を用いた音場計測に関する研究 | 石川 憲治 |
話者数未知下における発話重複を考慮した話者ダイアライゼーションに関する研究 | 堀口 翔太 | |
第19回 (令和6年) |
多チャンネル変分自己符号化器法による教師あり音源分離のための高速アルゴリズム | 李 莉 |