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音響遺産

日本音響学会は,音響学および音に関わる事象を広く一般に伝えることを目的とし,主として一般の方々の耳目に触れる機会があり,かつ音響的な特徴を持つ具体的事象および事物に対して,「音響遺産」として認定を行うことにいたしました。令和元年から始めることになりました第1回の認定は,以下の2件に決定いたしました。

認定音響遺産一覧

 

第1回(2019年)音響遺産
函館ハリストス正教会 鐘楼の鐘の音 (北海道函館市)
選定理由 函館ハリストス正教会の鐘楼の鐘の音は,すでに環境省による「日本の音風景100選」に選ばれているところではあるが,大小6個の鐘が織りなす荘厳な鐘の響きとその美しい音色は,北の大地にふさわしい音風景として価値が高いと認められる。

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本地堂(薬師堂)の鳴竜 (栃木県日光市)
選定理由 日光の本地堂(薬師堂)の鳴竜は手あるいは拍子木をたたくと,天井に描かれた竜が鳴くという社寺にふさわしい神秘的な現象である。一方,音響学の分野においては,対向壁のある音空間において,パルスを発生させたときに起こる多重反射音のことを日光の鳴竜になぞらえて鳴竜現象と呼ぶことが多い。このように本地堂(薬師堂)の鳴竜は一般の参拝者にも,音響学に携わる者にも影響を与えている価値の高い音であると認められる。

© 本地堂(薬師堂)
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